渋谷にクリエイティブワーカーの聖地が誕生
渋谷駅の再開発は15年かけて行われている最中ですが、2018年9月に誕生する渋谷ストリームはどのような施設なのでしょうか。
旧東急東横線の渋谷駅と線路の跡地に、大規模複合施設として誕生しました。
この中には、オフィス、店舗、ホテル、ホール、駐車場も完備され、地上35階、地下は4階まであります。
かつて渋谷の街はIT企業が集結しており、ビットバレーと呼ばれていた時期がありました。
しかしながら、各企業の発展に伴いオフィスが手狭となり、別の地域へ引っ越してしまいました。
かつての賑わいを取り戻すべく、IT関連企業をはじめとする、クリエイティブな企業の誘致を目標としています。
街はファッションの聖地であり、常に流行の先端を進んでいるので、多種多様の人が集結しています。
そのような土地に、クリエイティブな企業が集まれば、渋谷の再開発プロジェクトの成功と言えます。
1階には渋谷川の川の流れとともに人がゆったり過ごせる環境が設備されています。
遊歩道沿いには飲食店が並びます。
メキシコ料理、ハンバーガーショップ、フレンチおでんといったようなオシャレな店舗のラインナップ。
2階にも飲食店が並び、和食、フレンチ、アジアン、イタリアンといった感じで、多種多様な渋谷の雰囲気を全面に出すような店舗が並びます。
新ブランドの店舗が数多く入るので、しばらく混み合いそうです。
14階から35階はオフィスエリアとなっております。
今回、Googleが六本木ヒルズから渋谷ストリームに移転することが発表されています。
渋谷ストリームのオープンより後の移転となりますが、9年ぶりに凱旋することがきまり、今後の渋谷の街の発展に注目が集まりそうです。
9階から13階には、エクセルホテル東急が入ります。
客室は全180室となっており、国内外のお客様に便利な立地のホテルで、IT関連の出張客で賑わいそうです。
今回の開発では懸念点であった首都高3号線と国道246号線の存在が、国道246号横断デッキが設備されたことにより、渋谷駅から渋谷ストリームに直結されます。
渋谷駅構内の移動はなかなか不便なものがありましたが、かなり便利になります。
横断デッキができることにより、渋谷川沿いをいけば並木橋の方面まで通り抜けが可能となり、代官山への移動が格段にラクになります。
渋谷川上空には2つの広い広場が整備されるため、新たな待ち合わせスポットとして人気が出ると思われます。
渋谷ストリームの別棟として、地上7階建てのホールができます。
キャパ700名程の中規模のホールとなり、セミナー、会議、コンサート等の目的で使用できるようです。
渋谷ストリームに行くには?
住所は渋谷区渋谷3丁目で、旧東急東横線の高架にあたるエリアとなっております。東側には明治通りがあります。
渋谷駅直結なので、駅の看板を頼りに進んでも良いでしょう。