渋谷の中にある自然あふれる施設
渋谷といえば若者を中心としたファッションの街ですが、そんな都会のどまんなかにあるのが「渋谷区ふれあい植物センター」という自然あふれる施設です。
立地的にはJR渋谷駅から徒歩12分というやや中心部から外れた位置となっていますが、距離的にはそう離れた場所にあるわけではなく都内近郊に住む家族にとっては休日に気軽に訪れることができる施設となっています。
施設は温室になっており施設内に入ると穏やかなせせらぎの音が流れていて、子供の自然観察だけでなく大人にとっても憩いの場所として使われています。
温室の中では日本国内では自然栽培の難しい温帯植物も多く見られており、輸入果物などがそのまま樹木にぶら下がっているような珍しい光景もあります。
施設内に存在している動植物は約200品種とされていて、ぐるっと周囲を見回すだけでもまるで別世界のような印象となっています。
2F部分には1Fの植物について解説をするライブラリーや図書館などがあったり、より詳しく植物について調べたいという人にとっても便利な設備が整っています。
開園10年を超えますます人気に
渋谷区ふれあい植物センターは平成27年には11周年を迎え、通算来場者も20万人を超えることになりました。
長年の人気の理由はやはり詳しく使いやすい施設にありますが、同時に定期的に開催されるイベントもまた注目をされています。
大人気なのが例年開催される「ホタルの夕べ観賞会」で、6月下旬からの5日限定で行われる短期集中のイベントとなっています。
開催日は毎年少しずつ異なるので、今年は行きたい!という人は早めに告知をチェックしておくほうがよいかもしれません。
他にも温室エリアには珍しい動物などを集めて展示することもよくあり、今では見かけるのも珍しくなった小さな虫に再び巡り合える場所となっています。
女性にとっては自宅で行うガーデニングの参考になる「ハーブガーデン」も3F部分には設置されており、珍しいハーブの種類や植栽の方法を見ることが出来ます。